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【実録】「報酬条件は下がった。それでも彼は“この会社で人生を賭けたい”と言った」
2025.06.11
企業向け

― 私たちが届けたのは、“転職情報”ではなく“人生の意味”でした
弊社は、単なる求人紹介ではなく、“経営と個人の未来”をつなぐエグゼクティブサーチを行っています。
今回は、実際に弊社が支援した40代の経営企画出身者と、ある地方の成長企業との出会いをご紹介します。
◆ プロファイル:東京在住・年収2,000万円超・上場企業の幹部
候補者A氏は、都内の大手企業で経営企画室長を務め、将来的な取締役候補とも目されていました。年収は約2,000万円。家庭もあり、転職する理由は特にありませんでした。
にもかかわらず、弊社のスカウトに反応を示されたのは、「人生の後半戦をどう生きるかを考えるようになった」という一言がきっかけです。
◆ 「求人票は要りません。まず“社長に会わせてください”」
弊社がご紹介したのは、地方で製造業を営む、社員150名規模の非上場企業。
・ミッション:「地域に雇用を残すために、次世代型製造業を確立する」 ・ポジション:COO候補(プレイング経営) ・年収提示:1,500万〜1,600万円(現職より大幅ダウン)
正直、最初に提示した条件だけでは、動いてもらえる確信はありませんでした。
しかし、私たちは“求人票”ではなく、社長が語る「地域と雇用の未来」「社員への思い」をまとめた動画と直筆の手紙を送りました。
A氏はそれを見てこう言いました。
「会わない理由がない」
◆ 転職の決め手は“理念”と“泥臭さ”だった
面談後、A氏は次のように語っています。
「理想論ではなく、すでに泥臭く“やっている”ことに共感しました」
社長との対話の中で、
- 成果連動のストックオプションはあるが保証はない
- 社員との合宿や工場泊まり込みなども求められる という“きれいごとじゃない現実”も共有されました。
それでも彼は、現職の安定よりも、 「この会社で自分の人生を試したい」と言い、転職を決断。
◆ 弊社が果たした役割
この転職が実現した背景には、以下のような弊社ならではのアプローチがありました。
- “求人票”を超える情報設計(社長の想いの可視化)
- 候補者への“人生対話”型カウンセリング
- 選考過程の設計支援(段階的面談+現地同行)
単に企業と人をつなぐのではなく、“言葉になっていない熱”を届けること。 それが弊社の最大の強みです。
▶ 最後に
人は「年収」や「肩書き」では動きません。 動かすのは、“誰と、何のために、どこに向かうのか”というストーリーです。
弊社はこれからも、そんなストーリーを設計し、必要な人に必要な熱量で届けていきます。
転職とは、人生の戦略である。
私たちは、経営人材の“戦略パートナー”であり続けます。

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